スマートフォン時代のWebデザインスクールとコーディングスクールを開催して

2017年2月から開催していた「スマートフォン時代のWebデザインスクール(第1期)」と、5月から開催していた「スマートフォン時代のWebコーディングスクール(第1期)」が無事終わりました。

昨年まで開催していたWebデザインスクールから完全に内容をリニューアルしたのですが、約1年かけて資料を準備した甲斐があったと思えるリニューアルでした。

※スマートフォン時代のWebデザインスクールは2017年7月から第2期スタート予定です。

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大きな変更点

最も大きな変更は、最新のデザインやコーディング手法への対応です。

「スマートフォン時代のWebデザインスクール」ではGoogleのマテリアルデザインを取り入れ、ベクターグラフィックによるWebデザインカンプ制作に全面的に切り替え、Retinaディスプレイ(高密度ディスプレイ)に対応したデザイン制作に全面的に切り替えました。

コーディングスクールでは、ひとつのHTMLとCSSでPCだけでなくスマートフォンやタブレットにも対応した「レスポンシブWebデザイン」の導入を始め、CSS拡張言語であるSassや、class名の命名規則の1つであるBEMの導入による効率の良いコーディングを取り入れました。

スクールの目的

新しい技術やツールの使い方を学ぶとき、一歩間違えればツールの使い方を学ぶだけで精一杯になってしまう可能性があります。

しかし大切なのはツールの使い方を学ぶことではなく、「効率よくWebページを制作する」「運用しやすいWebページを設計する」など、問題解決を中心とするべきであると私は考えています。

昨年までのWebデザインスクールでは最初にPhotoshopを学んでいましたが、Photoshopは使い方が直感的ではないため、受講生の方がPhotoshopの操作方法を覚えるだけで頭がいっぱいいっぱいになってしまい、デザインそのものについての学習を阻害していると感じることがありました。

そのため、最初はIllustratorの使い方を学んでもらい、Illustratorを使用したWebデザイン制作をしつつ、SVGなどのベクターグラフィックにも親しんでいただけるよう心をかけたところ、ほとんどの受講生の方が問題なく授業について来れるようになりました。

そして、ツールの使い方だけで頭がいっぱいになることなく、デザインそのものに対しても気を配る余裕が出てきたと感じました。

※PhotoshopによるWebデザインと写真補正ついては、授業の後半に実習を取り入れています。

コーディングスクールでSassについて学ぶときも、Sassを使用して本来複雑な「レスポンシブWebデザイン」をなるべくシンプルで直感的にコーディングできるように授業内容を組み立てたところ、最終的に受講生の方のコーディングスピードは約3倍に速くなっていました。

重要なのは、SassとBEMをそれぞれ別々に教えるのではなく「併用することで後々運用しやすいHTMLとCSSを設計すること」だと思っていて、はじめてHTMLとCSSを学ぶ方にそれが伝わるか心配していたのですが、コーディングスクールの授業を通して受講生の方に伝わったようでほっとしています。

授業の動画について

今年から、Webデザインスクールを含むさまざまな講座で、受講後に授業の動画を観れるようにしました。

受講生の方への動画配信については色々な不安があったのですが、実際に導入してみると受講生の方には復習しやすいと好評ですし、仕事で出席できないことがあった方も自宅で復習できるため無料の補講レッスンを開催しなくてもほとんどの方が授業についてこられるようになったため、私にも受講生の方にも双方ともにメリットがあると感じました。

今後のこと

「スマートフォン時代のWebデザインスクール」は昨年までの、Webデザインスクールと大きく内容が変わりましたが、この記事に書いたとおりリニューアルして良かったと思っています。

昨年までのWebデザインスクールに通っていただいた方向けの スマートフォンサイトコーディング講座 などは昨年から開催していますが、今後はSassやSketchが1日で学べる講座など、昨年までのスクールに通っていただいた方の知識のアップデートはもちろん、他の場所でWeb制作を学んだ方で最新の技術を知りたい方向けの講座を増やしていこうと考えています。

今後ともよろしくお願い致します。

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