Sass、Retinaディスプレイ、Sketchなどのアンケート結果

Web制作で以前から気になっていたことについて、Twitter の投票機能でアンケートを取ってみました。

アンケートの実施期間は2016年6月〜7月です。

回答者の属性について

Twitter のアンケート機能では「誰が回答したか」は質問者でも見ることかできません。

それぞれの質問の回答件数は100件前後で、普通に考えれば私のフォロワーの方が多いと思われます。
(ご回答いただき、ありがとうございます。)

私のフォロワーの方は東京の方が多いですが、Twitter アナリティクス によると、近畿、大阪、中部、福岡、東北など日本全国様々な地域の方がいます。
98% が日本在住の方です。

フォロワーの地域

フォロワーの方の興味関心としては、モバイル、テクノロジー、Webデザイン、コンピュータープログラミングなどとなっています。

フォロワーの興味関心

性別(推定)は 73% が男性、27% が女性となっています。

Sass などのCSS拡張メタ言語について

「とあるWebの勉強会で、Sass などのCSSプリプロセッサを利用しているかアンケートをとったらかなり少なかった」という話を聞いて、本当に Sass などの利用者は少ないのかアンケートをとってみました。

このツイートは、26RT(+5 引用ツイート)され、5000インプレッションを超え、291人の方が投票されていますので、私のフォロワーだけでなく幅広いWeb制作者の方にアンケートをとることができたと思います。

結果は、何らかのCSSプリプロセッサを利用している方が 63%、使用していない方が 37% となりました。
人気のあるCSSプリプロセッサは、圧倒的に Sass のようです。

もしかしたら、使用していない方はアンケートをスルーしたのかもしれませんが、過半数のWeb制作者の方が Sass などを使用しているということになります。

このアンケートに関連したツイート

「仕事で」ということで聞いたので、本当は使いたいけど会社の方針で使用させてもらえないとか、古い案件の改修が多くて…という方もいらっしゃるかもしれませんね。

Retinaディスプレイを使用しているかについて

MacBook の場合、現在 MacBook Air を除く全ての MacBook が Retina ディスプレイになっています。
(厳密には Retina ディスプレイでない MacBook Pro もまだオンラインで販売されているようですが、買う方はほぼいないと思います)

Windows でも、Surface Pro や最近の VAIO、その他高価格帯のノートPCは HiDPI とよばれる高密度ディスプレイを採用している機種があります。

Retina ディスプレイを使用していると回答した方はそれなりに多かったものの、HiDPI を使用していると回答した方は非常に少なかったです。

「分からない」と回答した方も 7% いましたが、個人的にはその中には HiDPI ディスプレイの利用者の方がいるのではと思っています。

Webデザインスクールの授業の時に受講者の方に尋ねても、意外と自分の環境のことがわかっていない方が多いですが、Chrome や Firefox などの開発者ツール(Mac は command + option + i、Windows は Ctrl + Shift + i)で Console に window.devicePixelRatio をペーストまたは入力して Enter キーを押すと、数値が返ってくるはずです。その数値が 1.5 以上であれば Retina または HiDPI ディスプレイであるといえます。

Mac の Retina ディスプレイは単に文字が綺麗なだけでなく、「iOS Simulator」で iPhone 6 Plus や iPad を 100% 表示するためには Retina ディスプレイでないと厳しいので、私はWeb制作の仕事をされる方には Retina ディスプレイをおすすめしています。

Windows でも、メイリオ以外のフォントにも綺麗にアンチエイリアスがかかり、読みやすくなるだけでも価値があると思います。

Sketchを使い続けるかについて

Mac用のWebデザイン、UI設計アプリとしてシェアを伸ばしている「Sketch」は、次のメジャーアップデート 4.0 から年間99ドルのアップデート料金がかかるようになります。

そこで、Sketch を使用している方が今後もアップデート料金を支払って利用し続けるか気になったのでアンケートをとりました。

Sketch.app

開いているファイルは Phoenix UI: Vol 1 – for iPhone 6 / Free PSD & Sketch by Adrian Chiran – Dribbble より。

Sketch 公式サイト: Sketch – Professional Digital Design for Mac

※ 上記ツイートでは誤って「サブスクリプション」と表記していますが、厳密には「年間99ドルを払わなくても利用し続けることはできるが、アップデートを受けるためには年間99ドル支払わなければならない」です。

結果、アップデート料金を払って利用し続ける方は 27% にとどまり、古いバージョンを利用し続ける方が 38% となりました。

Sketch はバージョンによってファイル形式が異なるため、古いバージョンを利用し続ける方がいるとファイルのやり取りで問題が発生することもあるかもしれないと個人的には心配しています。

なお、最近になって Sketch 3 はレスポンシブ対応のアップデートがされました。
4.0 以降もこのような意欲的なアップデートが続くのであれば、お金を払って使い続けたいという方も増えるかもしれません。

関連: Sketchがレスポンシブデザインに対応した神アップデート!Smart Symbol Resizingをリリース | テクニカルクリエイター.com

前回のアンケートでは誤って「サブスクリプション」としてしまったことや、レスポンシブ対応のアップデートがあったことなどから、Sketch 4.0 リリース後に再びアンケートをとってみたいと思っています。

その他のアプリとの比較

なお、Webデザインカンプ制作では今後も Photoshop を利用したいという方が多いですね。

Photoshop では、Illustrator で制作したベクターアイコンをスマートオブジェクトで貼り付けて SVG 書き出しをすると中身がビットマップになってしまうなどの問題があるため、私は「今後は Illustrator や Sketch が伸びるのでは」と予想しています。

需要があれば、Illustrator を使用したWebデザインスクールもやってみたいと思っているところです。

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