Mac の主なアプリケーション(たとえば Keynote、Mail など)では、単純に command + V キーを押してペーストすると、フォントのスタイル(色やサイズなど)を保持したままペーストしてしまいます。
スタイルなしでペーストしようとするために command + option + shift + V キーを押すという方法もありますがこれは面倒です。
そこで、他のブログなどでは command + shift + V キーでもいける(option キーを省略してもよい)という方法が紹介されていたりして、これはこれで便利なのですが、それよりも自分の Mac であればキーボードショートカットを設定してしまうと楽です。
設定方法
画面の下の方に表示されている Dock の中の「システム環境設定」アイコンをクリックするか、画面左上(メニューバーの左端)の Apple マーク(リンゴのマーク)をクリックして「システム環境設定」を選択します。
システム環境設定ダイアログの「キーボード」をクリックし、「ショートカット(10.8 まではキーボードショートカット)」タブをクリックし、左のリストから「アプリケーション」をクリックし、[+]ボタンをクリックします。
「メニュータイトル」に「ペーストしてスタイルを合わせる」と入力し、「キーボードショートカット」のところで command キーと V キーを押します。
これで、ほとんどのアプリケーションでは command + V キーでスタイルなしでペーストできるようになります。
もしスタイル付きでペーストしたい場合、メニューの[編集>ペースト]をクリックするという方法があります。
Evernoteの場合
Evernote アプリの場合、スタイルなしでペーストするためのメニュー項目の名前が「標準テキストでペースト」になっています。
そこで、同様に「標準テキストでペースト」にも command + V キーを割り当てれば Evernote アプリでも同じことができます。
応用技: cmd+P 2回押しでPDFとして保存
これを応用した技で、「メニュータイトル」に「PDFとして保存」と入力し、「キーボードショートカット」のところで command キーと P キーを押すと、command + P キー 2回押しでPDFとして保存できるようになります。
下記のページで詳しく解説されています。